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「はっはっは驚くのも無理はない」
「では、あなた達は少し席を外してくれるかしら」
ミリアがメイド達にそう言うとドアから退出しカチンと鍵のしまる音がした
「遅れたが自己紹介をしておこう儂は、ルイード・フィ・エリナーデ、職業は秘密じゃ」
「私は、ルイード妻でマリアの母親のミリア・フィ・エリナーデ、よろしくね」
「いまさらだけど、私はマリア・フィ・エリナーデ、人間のあなたなんかに名前を教えたくないけど仕方ないわ」
「なんだよ、それ、俺の名前は神楽坂フォルス、フォルスでいいから」
「フォルスか!やはり君は…楽しくなりそうだよ、明日、朝一で学園の学園長のところにこれを持って行きなさい」
ルイードは、胸元から封筒を取り出しフォルスに預けた
「ちょっと、お父様早く説明してください」
マリアは、さっきまで自分の話を無視され機嫌が悪かった
「分かった、慌てるな」
「昔、死に神の世界で人間界を手中に収めようとした奴がいてな、この世界は、2つに別れ争いを繰り返していた、そして、戦火は、城まで及び皆が負けを確信したその時じゃった一人の人間が争いを沈め、人間界を手中に収めようとした者は滅んだ」
「もしかして、フォルスが」
「いや、まだ分からん」
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