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威圧感のあるルイードの声ににフォルスは、少し止まっていた
(俺にそんな力が…あり得ないよな…)
「それとこのことは他言するなよ、このことを知って居るのは儂らと限られた者だけだからな」
「分かりました、お父様」
すると、先ほどまでの威圧感は消え失せまた、穏やか笑みに戻った
「明日の学園行きの件だがその格好で行ってくれんかの?」
「分かりました、でも何故?」
「行けば分かる」
ルイードとミリアは、苦笑しながらフォルスを見つめた
「フォルス君は、もう寝た方が良いわね今日は、疲れたでしょう?いろいろ疑問はあると思うけど明日、学園長に聞いてくださいね」
ミリアが手を叩くと鍵が外れる音がして一人のメイドが姿を現した
「ライム、フォルス君をお部屋に連れて行ってね」
「お任せ下さい」
するとライムはフォルスを引きずりもと来た廊下を歩き部屋の前まで連れて行った
「ここが貴方様のお部屋になります」
「あの…ライムさん普通に話してよ」
「ですが…」
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