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ライムの話しを遮ってフォルスは、少し声を強くして喋った
「二人だけの時だけでもいいから敬語止めてくれないかな、お願い」
「ふん、人間ごときに敬語なんて虫酸が走りましたが、これで楽になりました、とっと寝るです、人間風情が調子に乗ると痛い目にあうです」
ライムは、フォルスを一睨みすると嵐のように去って行った
(口悪っ!人間って嫌われてるのかな、でもルイードとミリアさんからは、敵意を感じなかったけど)
そんなことを思いながらフォルスがドアを開けると10畳ほどの広さがあり壁が真紅に染まっており、ベッドと机、本棚と必要最小限な物が置いてあった
「部屋の趣味を見るとやっぱり死神なんだなあの人たち
でも、ルイードさんって普通の死神とは、別格って感じがするんだよな、オーラがあるっていうか、何者何だろうあの人は?
それに、この先どうなるんだろう?
帰れなかったらあいつら心配するだろうな
まぁ、今日は疲れたし明日に備えて寝るか」
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