学園

4/9
前へ
/25ページ
次へ
そこには大きな円があり、円の中には、血で書かれた謎の文字の羅列が青白く光っていた 「早く乗りなさいよ」 マリアは、如何にもフォルスに鎌を突き付けそうな殺気を出していた 「わかった乗れば良いんだろう」 恐る恐る円の上に乗って見たが何も起こらなかった 「別に、何も起こ…」 フォルスの言葉は遮られ円の周りには、突然電流が流れ出し、青い光に包まれたそして、いつの間にか全長100メートルもある黒一色で装飾された門の内側に立っていた 「うわぁでけー」 フォルスは、その門の大きさに息を飲んだ 「でも何であの黒い塊みたいな奴で移動しなかったんだ?」 フォルスのその問いにマリアは、ため息をついた 「この学校には、特殊な結界が張ってあってこの方法でないと、入れないのよ、それにあの方法は、妖力を流し込まないといけないからとっても疲れるの」
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加