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そこには大きな円があり、円の中には、血で書かれた謎の文字の羅列が青白く光っていた
「早く乗りなさいよ」
マリアは、如何にもフォルスに鎌を突き付けそうな殺気を出していた
「わかった乗れば良いんだろう」
恐る恐る円の上に乗って見たが何も起こらなかった
「別に、何も起こ…」
フォルスの言葉は遮られ円の周りには、突然電流が流れ出し、青い光に包まれたそして、いつの間にか全長100メートルもある黒一色で装飾された門の内側に立っていた
「うわぁでけー」
フォルスは、その門の大きさに息を飲んだ
「でも何であの黒い塊みたいな奴で移動しなかったんだ?」
フォルスのその問いにマリアは、ため息をついた
「この学校には、特殊な結界が張ってあってこの方法でないと、入れないのよ、それにあの方法は、妖力を流し込まないといけないからとっても疲れるの」
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