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「だったらなんだよ」
そう、言い返すとカリアは殺気を放ちフォルスを蔑んだ目で見てきた
「人間風情がこの俺様にたてつくとどうなるか教えてやるよ」
するとカリアは、どこからともなく大鎌をだし、フォルスの頭に振り下ろしてきた
すかさず、フォルスは、バックステップで後ろに下がりカリアのひとふりをかわした
「人間にしては、なかなかやるじゃないかよし、光栄に思え、お前を喰ってやるよ」
尚も、カリアは心臓以外の部分を狙いフォルスに確実に傷を付けていく
「はははっ…ここまでだ、良かったな俺の餌になれて」
カリアは、ニヤリと意地の悪そうな笑みをこぼしフォルスの心臓に向かって鎌を振り下ろした
フォルスは、悔しさのあまり唇をかみしめながら下を向いたその時、何かが弾き合う音ともにあの黒髪をたなびかせたマリアが立っていた
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