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「何をしているのですか、私はこの者を学園長のところへ連れて行く義務があります。これ以上の狼藉をするのであれば、然るべき処置を取りますがいいのですか?」
マリアは、カリアの鎌を弾き飛ばし相手の目の前に刃先を突き出した
「いやぁ、マリアお会いできて実に嬉しいよ、この人間に興味は無いよ、これ以上いたぶる気も無いしね、そうだこれからお茶にでも行かないかい、人間相手でさぞかし、気も病んでいることだろう」
すると、カリアは一歩後ろに下がり爽やかな笑顔でマリアに手を差し出した
「生憎、私はあなたとお茶をするほど時間を持て余してないの、それではさようなら」
マリアは鎌を消すと呆気に取られているフォルスの首根っこを掴み引きずって行った
そのまま、引きずられること数分、学園長室とかかれた部屋の前でマリアは、手を離しフォルスは立ち上がった
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