プロローグ

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いつも通りの生活、穏やかで平和でしかし、違和感を感じながら生きていた俺にとんでもない出来事が起こることは、予想もつかないのである 「あ~暇だ、ゲーセンでも寄って帰るか」 大通りは、いつも以上にこんで入るため路地裏の近道を通ることにした しばらく歩いてていると 「何だこれ」 赤く光る物が路地裏の隅っこに落ちていた 「へ~指輪じゃん」 フォルスは、指輪を拾い上げ観察してみた 指輪には、大きな紅の宝玉がはめられており、その宝玉の中から不可思議な文字が浮かび上がってきた 「なんか、めちゃくちゃ高そうだな、文字が浮かび上がって来るし、早く交番に届けるか」 フォルスは、歩き始めようとするが足は、地面から離れず金縛りにあった感覚に襲われた 「何なんだよ」 指輪は、さらに一層光を増し不可思議な文字もしっかりと浮かび上がってきた フォルスは、その不可思議な文字を見たことも無かったが何故か頭の中に文字の呼び方が浮かび上がった 「我、2つの世界の架け橋になる者、我が命により今扉を開く」
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