くつろぎ③

2/7
前へ
/286ページ
次へ
ルゥラは海に小走りで向かった。にわかに足取りが重くなっている。 そして突然止まったかと思えば、腹を押さえて砂浜に膝をつき、そのままうずくまった。 ブローナの表情が幾分か険しくなる。 「ルゥラ!大丈夫?立てる?」 ブローナは駆け寄り、ルゥラの背中をさすった。
/286ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加