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そのあと健之は、集中治療室へ運ばれた。
医師からは、「少し危ない状態です。これからは、強い薬を使って治療を行いたいと思います。」といわれた
それから、健之は強い薬を使うようになり私達が健之にあうたびに健之の髪は薄くなっていき、食べ物さへ受け付けなくなっていた。
そして健之は度々、体調を崩しどんどん弱っていった。
でも、健之は「これで良くなるんだったらどってことないょ(笑)」と笑っていた。
そんな健之を見るたびに私は家へ帰りベッドの上で声を殺して泣いた。
そして、次の日は健之に笑顔で会いに行くと言う生活が続いていた。
今となれば、健之は気づいていたのかもしれないね…
私が毎晩泣いていたことに…
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