‡過去‡

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健之が生きていた頃 私と直人と健之はとても仲良しだった。 健之は、とても優しくて自分の事より人の事を心配する奴だった 私達三人は、中学校の時からいつも一緒につるんでいた。 私と健之は、高校一年生の頃から付き合っていて健之からの告白を受けて私も健之の事が好きだったからOKした。 そんな私達も高校二年生になり、私と健之が付き合っても直人と仲良しなのは変わらずいつも三人でいた。 三人で一緒に遊んだり、健之と二人で遊園地にデートへ行ったりもした 二人でデートをしている時、健之は私にプレゼントと言って指輪をくれた。 そして、「ずっと一緒にいような(笑)だからこれは右手の薬指にはめておけょ。」と照れながら右手の薬指に指輪をはめてくれた。 とても幸せだった。 そんな毎日が続くと思っていた でも、現実はとても残酷なものだった。
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