55人が本棚に入れています
本棚に追加
本物登場ってか…?…ぉぉぅ……
その時、親方がアリスを、ハリーが私を押し倒し、抑えつけた。
やっぱり…ボソボソ言ってたワケだ。
ひとみ「美菜ッッ!!」
ひとみが声を荒げて叫ぶ。
そりゃあ押し倒されちゃあね…みさ達はこの先を知ってるから恐怖を露わにしている。ひとみとリサはまた別の意味…;;
えいじ、拳登も何が何だかさっぱりわからないはず。
アリス「ゆ、指一本もダメー!!」
ハリー「大丈夫ですよぉ~二人のアリス~。痛くないですから~。指一本だけですって、本当に。」
アリス・美菜「「イヤーーッ!!助けてッッ!!」」
その時、二つの黒い影…。
瞬間……親方とハリーの叫び声…。
アリス「チェ、チェシャ猫っ!!」
美菜「ぅ……いったぁ…ってひとみ!?何故!?ちょっ…えっ!?」
アリスを助けたのはチェシャ猫。
私を助けたのは…なんとひとみ。
ひとみにこんな力があったとは……;;コワ…;
…と思ってる内に、真っ赤な親方に、真っ赤なハリーが絆創膏を貼ってあげている。
リサ「美菜ダイジョーブ!?」
美菜「ぅ…だ…大丈夫…コワかった…」
私は脱力して、一度立ち上がったけどまたその場に崩れ落ちた。
みさとさやがささえてくれた。
ひとみにありがとうと言うと[美菜のためならどんな事でも☆]と言った。…以後ひとみは怒らせない事になった…。
後は…私がチェシャ猫を見付けて「可愛い~っ!!」と叫び抱き付いた事以外、物語どおり。
二人に話を聞いておいた。
一応自己紹介をして、事情を説明すると、アリスは不思議そうな顔はしたけれど、「私がココにいるくらいだからね」と言って納得してくれた。
さぁ、いざホテル・ブランリエーブルへ…!!
最初のコメントを投稿しよう!