不思議な世界

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本物登場ってか…?…ぉぉぅ…… その時、親方がアリスを、ハリーが私を押し倒し、抑えつけた。 やっぱり…ボソボソ言ってたワケだ。 ひとみ「美菜ッッ!!」 ひとみが声を荒げて叫ぶ。 そりゃあ押し倒されちゃあね…みさ達はこの先を知ってるから恐怖を露わにしている。ひとみとリサはまた別の意味…;; えいじ、拳登も何が何だかさっぱりわからないはず。 アリス「ゆ、指一本もダメー!!」 ハリー「大丈夫ですよぉ~二人のアリス~。痛くないですから~。指一本だけですって、本当に。」 アリス・美菜「「イヤーーッ!!助けてッッ!!」」 その時、二つの黒い影…。 瞬間……親方とハリーの叫び声…。 アリス「チェ、チェシャ猫っ!!」 美菜「ぅ……いったぁ…ってひとみ!?何故!?ちょっ…えっ!?」 アリスを助けたのはチェシャ猫。 私を助けたのは…なんとひとみ。 ひとみにこんな力があったとは……;;コワ…; …と思ってる内に、真っ赤な親方に、真っ赤なハリーが絆創膏を貼ってあげている。 リサ「美菜ダイジョーブ!?」 美菜「ぅ…だ…大丈夫…コワかった…」 私は脱力して、一度立ち上がったけどまたその場に崩れ落ちた。 みさとさやがささえてくれた。 ひとみにありがとうと言うと[美菜のためならどんな事でも☆]と言った。…以後ひとみは怒らせない事になった…。 後は…私がチェシャ猫を見付けて「可愛い~っ!!」と叫び抱き付いた事以外、物語どおり。 二人に話を聞いておいた。 一応自己紹介をして、事情を説明すると、アリスは不思議そうな顔はしたけれど、「私がココにいるくらいだからね」と言って納得してくれた。 さぁ、いざホテル・ブランリエーブルへ…!!
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