狂騒のホテルブランリエーブル

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シンクの排水口から出てきた私たちだけど、その間ずっと言い合いを続けていた。 水たちは呆れているものと楽しんでいるもの…。 アリスはもちろん…目を爛々と輝かせて楽しんでいる。 周りの沈黙に堪えきれずにケンカ(?)をやめる。 水「アリスともっと一緒に居たかったわー。」 水「さようなら」 水たち「「では元気でね。二人のアリスに二人のチェシャ猫…またいつか…」」 アリス「二人の……」 美菜「アリス…?」 えいじ「………。チェシャ猫って俺っ!?」 美菜「あんたしかいないでしょっ!…ま。本物のチェシャ猫とは天と地ほどの差だけどね…。」 えいじ「ほっとけ。それは美菜もやん。」 美菜「ほっとけ猫!!」 チェシャ猫「(ズーン)」 チェシャ猫、密かにズーン。  君では無いから…っ!        
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