プロローグ

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うーん…なんでかなー…。 今ココに三校の演劇部である7人がいる。 しかも地区も校風もそれ程似ているワケでは無いのだ…では何故!ココにこの7人が集まったか!? 知らねえよッ!!…って言いたいとこなんだけど…なんでも、あるコンクールに出た時に、そこのお偉いさん方と、三校の校長たちがお互いをそりゃあもう気に入りまくっちゃって。こうなったらもう共同制作しか無いのだ。とか言う意味不明な決定に私たちが集まったワケだが…私は全員知ってんだよねー…。 いや、有名だからじゃないよ?有名なんかじゃないし。ただ。 美菜「あンさー…、みさとさやとひとみとリサ…それに拳登は知ったの…でも…………でもなんでココに…あんたがいんのよ!?」 そうだよ…そうなんだよ…。立ち上がって叫んだ所でコイツと同じ学校なハズの美咲と紗耶香はニヤニヤしながら[面白そうだったし美菜が喜ぶと思ったカラァ]なんて事を言いながら私の反応を楽しんでいる。 ひとみやリサは別の学校になったから知らなくて当然だからいいのよ…。 それに拳登は同じ学校だし…。 演劇部なのはひとみとリサは手紙で、さやとみさはメールで知ってる! なんでコイツが…えいじがいんのさ!? 各学校代表の人たちが出てきた…よってこうなった…共同制作は携帯で流行りの【歪みの国のアリス】…役割を決めるためにいざ集合…それでコイツかい! 脱力するー…。 コイツは私が転校して離れた時にメールで告白したら一切メールが返ってこない…と。悲しいじゃん?そりゃ一緒に学校いたときにゃ嘘とか笑いながら飛ばしあったりしたけど! 結構傷付いたンよ。私。 それでいきなり目の前かい!! どういうこっちゃ!?
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