プロローグ

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みんなの声を聞きながら、お互いにここをどういったらいいかを教え合う。 あ、えいじの声を聞いたらまた思い出した…。 中学の春…久しぶりにメールをしようとしたら届かなかった。…音信不通……。友達に聞いたら携帯を替えたらしいけど。 失恋だったから、元クラスメートの男子に相談に乗ってもらったっけ…ひとみにも電話して聞いてもらったなー…。 …っと、私の番か……。 美菜「[チェシャ猫…?…猫?あなたどっからどう見てもヒトじゃない!]」 台本にも読み方次第で気持ちの入り方が違う。 えいじ「[猫は猫だよ…。]」 …うん。えいじにチェシャ猫は適任だな。 ---------------------- 衣装を着て舞台に立つ。 衣装は完全再現。 チェシャ猫は何とか見えるようにした…帽子屋はただ被るだけ。大変だしね。…服は大きいのにしたけど。 ネムリネズミ?ネムリネズミは付け耳…服には茶色のフェルト生地のものを使った。…尻尾付き……。 一番苦労したのはアリス、女王、廃棄くん。 廃棄くん…とにかく色!!アリス、女王さま…複雑!! みんなで頑張ったよ…女子だけだけど。
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