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綾音…
なんで今隣におらへんの?
なぁ…
綾音…?
涼は無意識のうちに綾音に電話をかけた…。
…プルルル…
「…もしもし。」
「…あ、俺やけど…。
逢いたいねん…」
自分が何でそんなこと言ったのかわからへん…
気付いたら言ってたんや…
「涼…大丈夫?あたしはもう涼には逢えない…。ゴメンね。」
……プツッ…ツーツーツー…
ねぇ涼…
お願いだから…
逢いたいなんて言わないで…
また涙出てくるじゃん…
もし今涼とやり直してもきっと心から喜べない。
涼だってきっとそう…
あたし達…
やっぱり一緒にいちゃいけなかったのかな…
今までいろんなことがあって何度も別れた。
それでもあたしは君を愛したこと後悔なんてしてないよ。
今でも…
愛してるよ…
涼…
今日はね…
X’masだよ…
たくやの命日なんだ……
覚えてるかな?
たくや…
きっと涼のこと見守ってくれてるよ。
涼は一人じゃないんだよ。
たくさんの仲間がいるんだ。
だから…
大丈夫だよ。
あたしを…
忘れて…
もう…
君の前には現れないから
そのまま…
あたしを忘れて…
涼……
大好きな涼…
愛しい人…
これからもずっと…
愛してるからね…
MerryX’mas…
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