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-涼へ-
初めてだね。
手紙なんか書くの。
なんて書いたらいいか全然わかんないや…。
涼は今まで通り生きていけばいいんだよ。私と出逢ったこと…忘れていいんだよ。私はね…涼と過ごした時間は事実だから…全然寂しくなんかないよ。涼と一緒にいた時間は全てが私の宝物なんだよ。ありがとね。
涼はいつも危険と隣り合わせで…いつも心配してた。意味わかんない人から殴られたりよくしてたもんね。でもそれって私が涼の隣にいたからなんだ……。
ゴメンね。
涼のこと追い詰めて、苦しめたのは私自身なんだよね…。気付いてあげるの遅くなってゴメンね。
涼のこと本当に大好きで…涼の笑った顔が本当に愛しかった。ずっと…永遠に見ていきたいって想ってたんだよ。涼の幸せそうに笑う顔…本当に大好きだった。だけど涼から笑顔を奪ったのも私なんだ…。
私は涼の疫病神だったのかな?(笑)
涼の人生おかしくしちゃったかな?ゴメンね…。
でもねこれだけはわかってもらいたいんだ…。
私は涼のこと本当に愛してたんだよ。顔がカッコイイとかじゃなくて…一人の男として…愛した。No.1ホストの涼を愛したんだよ。ちゃんと愛せてたかな…。今でも…愛してるよ。
でも一緒にいることはできないんだ…。涼にこれ以上負担をかけたくないんだ。離れてても私は見守ってるよ。
そして永遠に涼を愛し続けるよ。これだけは胸をはって言える。
上手く伝えられないけど…私が涼を愛してるというのはこれから先何があっても変わらないから……。
涼…
あなたは今笑えていますか?幸せを感じていますか?
涼が笑ってくれるなら私は幸せだよ。
だから…
笑って。
涼は一人じゃないんだよ。たまには周りに頼ったっていいんだから…。
笑ってれば幸せは自然に訪れるよ。
涼に幸せが訪れますように…。
ずっと…
大好き…
さよなら
綾音
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