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宛もなく、ただひたすら歩いていると、地面のぬかるんでいる所に足をつけてしまい、思いっきり足を滑らせてしまった。
「いてぇ……」
我ながらかっこ悪く、マヌケに思えた。
立ち上がって、足に付いた土をはらって、引き返そうとすると、後ろに見知らぬ二人が立っていた。
「……?」
目が合って、少し間があいてから、二人は俺の腹を殴ってきた。
「?!」
わけが分からないまま、俺はその場に倒れ込み、意識を失った。
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