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「………ん」
気が付くと、見知らぬ個室に入れられた。
何処か分からぬまま、その部屋から出ると、薄暗い廊下が広がっていた。
「勝手に動きまっては困りますよ、公輔様」
聞き覚えのある声に、振り返ると、利樹さんがそこにはいた。
「何で利樹さんがいるんですか? それよりも、ここは何処なんですか? 」
俺の後ろにいた利樹が、暗い表情でいた。
「……まさかこの日がこんな早くに来るなんて」
一体何のことだ?
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