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いつもと変わらない朝…。
悲劇はもう…そこまで来ていた…。
?「翠!」
翠「蒼!どうしてここに…。」
蒼「馬鹿!どうして黙ってたの?アリス学園へ行くって…」
翠「お前…泣くだろ。それに、大事にしたくなかったんでね。」
蒼「そんなことされたら…余計悲しいです…」
翠「でも、決まっちゃった事だから、後戻りできないよ。いいでしょ?」
すると、黒服の男が時間が来た事をつげた。
翠は、自分の服を握っていた蒼の右手を振り払った。
翠「もう行くんだから、放してくんない?迷惑なんだからさぁ。」
蒼「…翠。僕のこと忘れないで下さい。いつか必ず戻って来てくださること…心からお待ちしています。」
翠「………。」
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