翠の旅立ち

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それはさておき、いよいよ初等部B組のクラスに案内された。 教室のドアが開き鳴海先生が教室に入る。 鳴海「みんな~❤おはようございます❤今日は、転入生を紹介しまぁす❤入って来て❤」 渋々中に入る。 鳴海「はい❤彼は…」 といいながら黒板に名前を書き込む。 鳴海「柊澤翠くんです❤仲良くしてね❤」 翠「…………。」 ガタッ! 一人の女の子が立ち上がった。言う間でもなく、正田スミレだ。 スミレ「先生、彼の星階級はいくつですか?」 鳴海「翠くんの星階級はスペシャルです❤」 少しクラスがザワつき始めた。 鳴海「じゃぁ、翠くんの席はあのツインテールの女の子の隣ね❤それじゃぁ、アデュー❤」 翠「…はいはい。」 あじけのない返事をすると席に向かった。 鳴海は教室を後にした。
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