蒼の思い

3/4
前へ
/187ページ
次へ
蒼「…やがて…暗い闇に覆われるであろう…。」 こんな預言が出ているのに…翠は一人行ってしまった。 蒼「…!」 フラッ…トサッ! 僕のアリスは預言のアリス。それだけじゃない。僕は能力を使うたびに倒れてしまう。 でも…不安なんだ。翠のことが……。 蒼「はぁ………はぁ……」 アリス学園へ行かないと…。翠を一人にしちゃ行けない…。 一大決心をした蒼は、街を出た。 しかし、街を出たは良いものの、右も左も解らない蒼は、一人立ち止まってしまった…。 蒼「(どうやって翠に会うの?…このまま会えないの?)」 寂しさが蒼覆う。 気がつけば、街には引き返せない所まで来ていた。 限界かと思った……その時! ?「大丈夫かい?」 蒼「あな…たは…?」 鳴海「僕はアリス学園の教師だよ。それより君は確か、翠くんのお兄さんの…。」
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

215人が本棚に入れています
本棚に追加