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蒼「…やがて…暗い闇に覆われるであろう…。」
こんな預言が出ているのに…翠は一人行ってしまった。
蒼「…!」
フラッ…トサッ!
僕のアリスは預言のアリス。それだけじゃない。僕は能力を使うたびに倒れてしまう。
でも…不安なんだ。翠のことが……。
蒼「はぁ………はぁ……」
アリス学園へ行かないと…。翠を一人にしちゃ行けない…。
一大決心をした蒼は、街を出た。
しかし、街を出たは良いものの、右も左も解らない蒼は、一人立ち止まってしまった…。
蒼「(どうやって翠に会うの?…このまま会えないの?)」
寂しさが蒼覆う。
気がつけば、街には引き返せない所まで来ていた。
限界かと思った……その時!
?「大丈夫かい?」
蒼「あな…たは…?」
鳴海「僕はアリス学園の教師だよ。それより君は確か、翠くんのお兄さんの…。」
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