視線と嫉妬

3/21
14人が本棚に入れています
本棚に追加
/179ページ
男子のひとりと松下が口論している。 男子は松下の胸ぐらを掴んだ。 やべ~ やめとけよ。 その様子をバスケをしながら横目に見ていると、隅っこで友達と座っていた蓮が立ち上がった。 つかつかとその男子に歩み寄ったかと思うと、そいつの頭を掴んで松下から引き離した。 「てめぇ、俺の前で調子乗るんじゃねーよ。」 「…わるかった、」 蓮はそいつを手荒く投げ飛ばすと、何事もなかったかのように友達のところに戻っていった。
/179ページ

最初のコメントを投稿しよう!