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男子のひとりと松下が口論している。
男子は松下の胸ぐらを掴んだ。
やべ~
やめとけよ。
その様子をバスケをしながら横目に見ていると、隅っこで友達と座っていた蓮が立ち上がった。
つかつかとその男子に歩み寄ったかと思うと、そいつの頭を掴んで松下から引き離した。
「てめぇ、俺の前で調子乗るんじゃねーよ。」
「…わるかった、」
蓮はそいつを手荒く投げ飛ばすと、何事もなかったかのように友達のところに戻っていった。
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