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体育が終わってから、あたしは松下に呼び出された。
美咲たちはなにやらキャーキャー言っていたが…やっぱりあいつらは迷惑だ…
教官室に連れて行かれた。
「えっと…プリント、」
松下が机をあさくる。
「…」
「お前、俺の噂知ってるんだな。」
「はい。」
「…困ったなあ、」
松下は頭をかいた。
「それ、俺じゃねえよ。」
「…は?」
「その噂は別人。」
「…そうなんだ。」
「そうだよ。」
「ならよかった…」
「なにが?」
松下がこっちを向く。
「や、あの…」
キャバクラで働いてる姉があなたのことを慕っているそうで…
なんて言えないよな。
そんなことを考えていると、松下はあたしに近づいてきた。
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