―再来―

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「○×中学校さぁ、近くにあるからリアルにこえーよな!」 「確かに…」 俊輔が言った言葉に激しく同意した。 ○×中学校は、俺達の住んでいる一駅隣にある。 何故、こんなにも○×中学校を恐れているのかと言うと、 百年前に起きた神隠し事件の現場だからだ。 噂によれば、○×中学校にはその神隠し事件の時に消えた人達が幽霊となって住み着いているとか。 だから、皆近寄らない。 ただ、世の中は広い。 そんな噂もあるのに好奇心で行く奴もいる。 そして、行った奴に待っているのは… ――――――――死
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