プロローグ

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一、 釈放された者は、犯罪者であった記録が完全に抹消され、新たな人生が提供される。ただし、1位で釈放された場合には政府内で働かなくてはならない。 一、 逆にビリだった者は即刻死刑が執行される。 一、 参加者同士の互いの所持金、順位は分からない。 一、 メールと共に他の参加者に自分の金を送ることができる。 一、 ゲームの進行は、毎夜10時から12時に渡って行なわれる。 一、 進行順は、毎ターンランダムで決められる。 一、 ゲーム期間中、毎日午後1時から3時に渡って運動場で自由に参加者同士の会話が許される。無論、出なくてもかまわない。 一、 所持金を全額払えば3ターン参加者全員の所持金、順位が分かる。これを『データオープン』という。 一、 データオープン、ナンバーフリーは所持金がマイナスの者は使えない。 一、 データオープン、ナンバーフリーは2ターン連続で使えない。 一、 2位以下で、金による懲役年数の免除は残り1年までである。 一、 このゲームに、最後の賭けは存在しない。 一、 もしゲームの参加者が5人以下の場合、ゲームは開催されない。 一、 それ以外のルールは実際の人生ゲームと同じである。
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