独り言②

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生ぬるい風が 汗ばんだ躰を 通り抜けた夕暮れ . あの人はもう二度と 私の前には現れない そう思った夕暮れ . 何度も裏切った心と躰 あの人はもう二度と 私を愛しいだなんて 思わないんだ そう思った夕暮れ . 影を踏みたくなくて 西日の方へと歩む私 生ぬるい風が 汗ばんだ躰を 通り抜けた . 西日はあの人の様に 私の躰へと 刺さる . あの人は何時(イツ)も正しい 眩しすぎて前も見えない きっと影は濃いだろう そう思った西日射す夕暮れ
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