『第一章 逃走』

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俺がパトカーの後ろの座席に乗り込むと、若い警官が運転席に乗り込んで俺に話しかけてくる。 ポリスメンB「こんな夜遅くになにしよったん⁉」 オレ「雑誌を買いに…」 ポリスメンB「何の雑誌⁉」 オレ「ジャ〇プです」 ポリスメンB「ああ、何が好きなん⁉」 てな感じで、話かけられてたんだが、俺は警官と話などしたくない訳で、迷惑だった。 しばらく話した後、その警官はパトカーから降りた。 で、今度は真横にパッと見そっちの世界の人のようなイカツイ警官が乗り込んでくる。 …威圧感が凄まじい。 そして、彼が発した言葉に俺は、恐怖した。 イカツイ警官「お前…パンツはいとんか⁉」 …は⁉パンツ⁉…訳が分からない。 オレ「はいてます」 訳が分からないまま答える俺…いろんな意味で怖い。 俺のズボンを摘んで、パンツを確認する警官…もう泣きたい気分だ。
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