第1章 天界へ

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5月、GWにじいちゃん家に来ている。かなりの田舎なんだけど…結構、裕福で骨董品?みたいなモノを集めるのが趣味だ。 俺の名は『タクミ』今年で、15才になる。 その日、俺はいつものように、屋根裏にある骨董品(ガラクタ)をあさっていた。 「やっぱ、ろくなもんないなぁ🌀ちっとはオモシロいもんおいとけよな…」 と、ガサガサとあさっていた時一冊の古い本が目に入り、おもむろに触れた…そのとき‼ 辺りが急に暗くなり、地面のない感覚に陥った。 「うわあああぁぁ⁉⁉」 俺は今までに体験したことのない感覚に、恐怖と死を感じていた… だんだん、意識が薄れていく… ※「たくみ〓!まったく…どこいったのかしら…」 どこか、遠くで母さんが呼んでいるのが聞こえたが、だんだん声が小さく、薄れていく… 「う…ん」 気がつくと草むらに横たわっていた。 「俺は…寝てたのか?夢にしちゃかなりリアルだったなぁ」 しかし、手にはあの古い本があった。 「夢じゃねぇな…」 混乱している頭を持ち上げ、とりあえず起きる。 「ここは、どこだ?」 周りは草と木しかなく、ちょっと変わった植物が生えている。 空は、薄い黄色がかった見たことのない空の色だった。 ふと、手にしてた本に気が付く が…接着剤でくっついているみたいに開かない。 「なんだ、コレ?」 全く開かない不思議な本を眺めていると、青く光る指輪が埋め込まれているのに、気が付いた
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