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「あ――!! 仕事が無くてムカつく!!」
「まぁ、まぁ、じゃあユウタ、ジャックには俺達が伝えておくから旅に出て良いぞ」
「ありがとうございます……あっ、頼みたい事が有るんですけど」
「おぅ! なんだ!」
さっきから頭をかきむしって居た暑苦しいハンターがすりよって来た、かなり暑苦しい。
「この人を車屋アトゥナに連れて行ってください」
「よろしく頼むニャ~」
ルーベンさんを契約ハンター達に差し出した。
壊れているらしいスクーターはMBに入れて投げ渡した。
そして、ハンター達は車にルーベンさんを乗せて機械の国に帰っていった。
「さて……」
ケータイを出してポルさんに電話した。
▽機械の国・フォンド・スモーキーの駅
魔物退治に行った少年の無事を祈って居るとケータイが鳴った。
「もしもし、あっユウタ殿!
ハイ……ハイハイ、あ~、ありがとうございます。
でわ、そこから、しばらく行った所の中継場で待っていて下さい
ハイ、それでは」
「車掌、どうしたんですか」
「魔物の駆除が終ったそうだ、予定通り6分後に出発する」
「分りました」
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