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「ちょ、雫っ!ココドコなのよ!?」
「し、しらないよぉ!」
二人の少女が茂みを歩いていました。
一人は謳野 雫(ウタノ シズク)。もう一人は、儚 光江(ハカナイ ミツエ)。
二人は今日、慰安旅行として、知らない土地に来ていました。
案の定、二人は迷ってしまいました。
そんな二人を引き裂くのは、一つの場所だったのです。
「きゃぁぁぁぁっ!!」
「な、なに?雫?雫ーっ!!」
雫が一歩、進むと、ソコは崖でした。
突然のことに驚いて、雫は足を滑らし、そのまま下へ落下。
普通なら、死んでしまうであろう。
…しかし、その崖に落ちたのは、よっぽど運が良かったのだろう。
サァ、マヨエルコヒツジガキタヨ。
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