結末

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竜也が、寝てから8ヶ月たったある日、先生が俺を呼び出した… 『なんですか?』 『上田さんの栄養機などを外したいのですが……』 『そんな事、したら竜也…』 俺が喋り終わる前に先生が 『はい、確実に死にます』 お前、医者やんか。 残酷な事言うなや…… 『何で外すんですか?』 『上田さんの体は限界が近いのです。 体に必要な分の機械などつけてたとしても、今もう意味がありません』 意味ない…… 最後まで粘れや…… 自然に流れる涙。 『機械をとったら、竜也はどのくらいで、この世をさる事になるんですか?』 『遅くて3日後 速くて、その内にはもぅ……』 どっちにしろ その日が来るんは、早いんやな…… 俺は、機械を外す許可書にサインすると、竜也が寝てる、病室にむかった

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