第一章

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「ああ、変だ」 レイスが言い切ると瑠璃は悲しそうな目をしていたがレイスはさらに言った。 「けどな、他人と違う所を変だと感じる必要は無いと俺は思うぞ?」 「他人と比べて劣る部分は長所で補え、変わった所は開き直るぐらいが丁度良いんだ」 笑いながらレイスが言うと瑠璃は少し安心したように 「そうですよね」 と言った。同時に小鳥も『ピピッ』と鳴いて飛び立っていく。
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