第一章

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「さてと…少し早いけど兵練場に行くよ」 レイスが言って立ち上がる。 「あの…見に行ってもいいですか?」 瑠璃が恥ずかしそうに言った。 「ああ、別にかまわないが…見てても面白くないぞ?」 レイスが言うと瑠璃はさらに恥ずかしそうにうつむいて 「一緒に…居たいんです」 レイスが戸惑いながら「あぁ」と返事をすると、瑠璃は嬉しいのか頬を赤らめて微笑んだ。
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