第一章
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レイスが兵練場から出ると、丁度第一部隊と書かれた肩当てをした数人と出会った。 先頭の男がレイスとロイを見てニヤニヤと笑っている。 「なんだぁ?いつから第八部隊は託児所になったんだ?」 男がそう言うと後ろに居た数人が笑い出す。 「レイス…」 ロイが小声で相手に聞こえないように名前を呼んだ。 「あぁ…わかってる」 レイスもロイにかろうじて聞こえるぐらいに返事をした。
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