第一章

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瑠璃は泣いていた、ぽろぽろと涙を流して…。 「ごめんなさい…、私…助けられて嬉しかった…けど…あなたも…前の人たちと…同じような人だと…思ってた…」 レイスは瑠璃の頭に手を置いて言った。 「居たかったら居てもいいし…行きたい場所があるなら行くといい、自由なんだから」 レイスがそう言うと瑠璃はわぁぁぁーーと声を出して泣き始めた。レイスの胸の中で赤子のように…
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