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瑠璃は泣き疲れたのかレイスの腕の中で寝ていた。
レイスは瑠璃をベッドに寝かせると優しく毛布をかける。
「…とりあえず必要な物は明日にするか」
言うとレイスは立ち上がり瑠璃を見た。
頬には涙の跡ができている、しかし寝顔は神話に出てくる天使のように綺麗だった。
レイスは思う、自分はこの少女に一目惚れでもしたのだろうか?と…だがそこまで考えてやめた。
「面倒だ…寝るか」
レイスは壁に寄りかかり窓を見た、月が夜空の中で蒼く光っていた。
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