第一章

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次の日 話し声でレイスは目が覚めた。 ゆっくりと眠気を覚ますように心地良い風が部屋の中を包んでいる。 窓を見ると、瑠璃が人差し指に小鳥を乗せ話しかけていた。 「へー、そうなんだ…」 瑠璃は感心したように小鳥を見ている。 小鳥も『ピピピッ』と鳴いていた。 誰がどう見ても明らかに会話が成立している状況だ。
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