第四章~同棲生活~

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作業を始めたのが朝の9時位だったのに、終わったのが3時過ぎくらいだった。     ケンの部屋で休憩を取る。     マキ『お疲れ様ー♪ありがとう♪』     マキは近くの自販機でジュースを買ってきてくれた。     ケン『おっ♪ありがとう♪』     ケンはジュースを一気に飲み干した。     ケン『飯食べに行くか』     マキ『賛成ー♪♪』       アパートの裏に見えるバイキングの店にこの時初めて行った。       皿に惣菜を取り分け、席に座ると、ケンから話をした。 ケンはもう一つ、聞いておきたいことがあったからだ。     ケン『この前俺の部屋で話した時、手首の傷の事気付かなかったけど、何回くらい切ったん?』     マキ『高槻に住んでる時からやから…昨日入れて四回くらいかな…   私の実家、両親がいつも働きっぱなしで家に誰もいない事多くてさ…寂しくて…つい…それがきっかけで嫌な事あるごとに切ってしまって…   こっち来て既に切ったの二回目なんよね…』     ケン『そうなんや、まぁ…自分自身でストレス溜め込むから切ってしまうんやないかな?なら、そのストレスを吐き出せる相手がおればいい』     マキ『そうだよね…じゃあ…ケン。…その相手になってくれんかな?』     ケン『俺でいいならいいよ』     マキ『ありがとう…あとね…あんね…。』       ケン『どした?』     マキ『うーん……やっぱりいいや♪相談相手になってな♪』     ケン『うん、何でも話してな♪ってか、早く食べないとタイムオーバーなるよ(笑)』     マキ『そやね(笑)早く食べよう♪』     ケンとマキはバイキングでの食事を楽しんだ。
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