8人が本棚に入れています
本棚に追加
作業を始めたのが朝の9時位だったのに、終わったのが3時過ぎくらいだった。
ケンの部屋で休憩を取る。
マキ『お疲れ様ー♪ありがとう♪』
マキは近くの自販機でジュースを買ってきてくれた。
ケン『おっ♪ありがとう♪』
ケンはジュースを一気に飲み干した。
ケン『飯食べに行くか』
マキ『賛成ー♪♪』
アパートの裏に見えるバイキングの店にこの時初めて行った。
皿に惣菜を取り分け、席に座ると、ケンから話をした。
ケンはもう一つ、聞いておきたいことがあったからだ。
ケン『この前俺の部屋で話した時、手首の傷の事気付かなかったけど、何回くらい切ったん?』
マキ『高槻に住んでる時からやから…昨日入れて四回くらいかな…
私の実家、両親がいつも働きっぱなしで家に誰もいない事多くてさ…寂しくて…つい…それがきっかけで嫌な事あるごとに切ってしまって…
こっち来て既に切ったの二回目なんよね…』
ケン『そうなんや、まぁ…自分自身でストレス溜め込むから切ってしまうんやないかな?なら、そのストレスを吐き出せる相手がおればいい』
マキ『そうだよね…じゃあ…ケン。…その相手になってくれんかな?』
ケン『俺でいいならいいよ』
マキ『ありがとう…あとね…あんね…。』
ケン『どした?』
マキ『うーん……やっぱりいいや♪相談相手になってな♪』
ケン『うん、何でも話してな♪ってか、早く食べないとタイムオーバーなるよ(笑)』
マキ『そやね(笑)早く食べよう♪』
ケンとマキはバイキングでの食事を楽しんだ。
最初のコメントを投稿しよう!