第四章~同棲生活~

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その柿の木がある神社を後にし、その帰り道―   時計を見ると夜の8時を回っていた。      帰りはバスで社員寮のあるところまで帰る途中、一日の疲れが一気に出たのか、マキは隣で寝てしまった。     ケンはその寝ている横顔を見て―     ある感情が芽生えた。       (俺…こいつのこと…             ………………好きや。)
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