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「何…が…?」
一瞬、耳を疑いました
「あなた達のセカイは人間。でも、私達からしたらあなた達は悪魔なのよ…」
「………。」
言葉が出ません
いえ、出す言葉がありませんでした
続けて蝶々は話します
「男の子…こっちに来ない?」
「……!?」
男の子はまた耳を疑います
「なりたいと思えば自ずと世界が変わってくるわ。」
「おいでよ!君と友達になりたいんだ。」
逃げたと思っていたウサギが男の子の隣まで寄り添って来ていました
「共に行こう。」
魚も言いましたが
あいにく森までは遠く、声が届かず湖に虚しく響きました
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