第二章 アヤカシ爺さん出現!?

5/5
前へ
/18ページ
次へ
近寄ると、カラスはどこかへ飛び去り、 その場に残っているのは、赤きネズミの肉片だった。 こないだの事件に、 限りなく似ているなぁ などと、考えていると 後ろから声をかけられた。 聞き覚えのある声だ…振り返ると、 【かっぱ】が、立っている。 「先生は、どこかに 行くのですか家に、 こちらではないでしょう」 『事件現場に行ってこいと、 教頭先生に頼まれましてね。 危険な場所が、ないか確認を、 生徒安全が心配ですよ 私もね。』 「ご苦労様です。 では、これで失礼します。」 『待ちなさい。 これを、首にかけておきなさい。』 「何ですか、これは、」 『御守りです。 とても良いものです。 では、また明日』 「先生は、アヤカシ見えますか。」 『えぇ、見えますよ だからこそ、君に渡したのです。』 そう、言い残すと先生は、帰っていった。 … … 仕事しねぇのかよ。 御守りを、首にかけ本を片手に 家に向かう。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加