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第三章 消えゆく影
第三章
消えゆく影
あくびをしながら、御守りを
首にかけ学校に向かう。
バス停にまで歩いて向かう僕の隣に、
女子高生がいる。
朝から、キャッキャ、キャッキャ騒いでる。
僕は、静かな子の方が好みかな~
いや、少しぐらい元気なのも、いいな~
などと心で、ぼやいてる。
悲しいな
今日は、レポート提出の日だったから、
昨日は、少し徹夜した。
眠いな
バスが来て乗り込む時
女子高生に、割り込みされたさい足を踏まれて、機嫌が悪くなった。
…
…
…
謝れよ
バスの席に座り、うとうとする
『君、学校を通りこすつもりかい
感心しないな』
声を、かけてきたのは担任だった。
「おはようございます
では、しっかり登校しますか」
と言い、バスを降り
学校を通りこすことなく、
残念ながら登校
げた箱に行き、上履きに履き替えて
教室に向かう。
眠い
教室に入り友達に
いつものように挨拶
「うぃ~っす」
席につき、ホーム・ルームの開始を、待たずに
夢の中へと
エスケープ
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