第三章 消えゆく影

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あぁ、帰り途中に 何かを食べる音が聞こえる。 ズズーッ ズーッ  ぐちゃぐちゃ   くちゃくちゃ 繰り返し耳元で、聞こえてくる 僕の友達の影が、 黒い何かの物体に食べられているようだ… 意識がもうろうとしてきたが、音は消えない。 … … … ズズーッ 『おい。 授業、始まんぞ』 友達に言われる ズズーッ 始まるなどと言いながら、ラーメン食ってんじゃねぇよ おかげで変な夢観ちまったよ。 『腹減ったっつう顔してんな 何と言おうとやらんぞ』 「………いらねぇよ」 「次は、何の授業なんだ」 と聞くと 『次は、体育  ちなみに四時間目だよ 早く着替えて校庭に行くぞ~』 「あぁ、了解した。」 着替えをすまし、校庭に向かう。 授業内容は、簡単なサッカーだ サッカーと言ってもグランド内に 入っていれば授業に、 参加していることになる。 たとえ、しゃがんでようがね。 寝てるやつもいる。 僕は、立ってるよ 友達と話しながらね。 授業が終わり教室に戻る。 着替えがすんで さて、 腹へったな 食堂でラーメンでも食いに行くかね
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