第三章 消えゆく影

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食堂に、向かうため階段を降り、渡り廊下を渡る。 遠いなぁ 食堂は、そこまで列んでなかった。 ラッキー 「ラーメンね」と、 言い残し少し待つ、 ラーメンをもらい 席に着く 「いただきます。」 ズズーッと麺をすする。 『あ、驚いたなぁ 君も御守りもらったんだな』 と、言いながら しょうが焼き弁当を片手に、 僕の前の席に腰掛けるのはこのあいだ、 図書室に入ってきた生徒だった 「あなたも、もらったんですか」 『あぁ、けっこう前だけどな』 「何故もらったんですか」 『わかりきったこと聞くなよ 見えるからに決まってるだろ 見えるやつには、 悪さを、よくしてくるから 魔除けにって、くれたんだよ お前はどうしてだ』 「僕は、殺人現場を 奴らが人を殺してる場所を 観てしまった」 『それはついてないな だけどな、御守りを 身に付けとけば、何も起こらないから 安心しとけ』 「先生は、何者なんですか」
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