8人が本棚に入れています
本棚に追加
『そうだなぁ
陰陽師って知ってるだろ
家が、代々そうらしい
俺が、図書室に行った理由もそれだ。
図書室に、アヤカシを退治する札の書き方が一つだけ
正しいことが載ってるって、教えてもらったんだ』
「試したんですか、その札」
『試したさ。
けっこう効いてたぞ。
札にぶつかると痺れて、少しすると消えるんだよ。
ただ、霊力ってのが強すぎると
意味ないんだと~
じゃあな』
いつの間にか、彼は弁当を食べ終わり。
食堂から出て行った。
麺、のびちまったよ
ズズーッ
冷めたラーメンを食べ終わる。
まずい
教室に戻ろうと、渡り廊下を通るとき
先生に会った。
そして、
札の話などを聞いてみた。
さっき会った先輩と、言ってることは
ほぼ同じだった。
しかし、先生は特別な札をくれた。
これは聞いてないぞ。
札を内ポケットにしまい、
先生に、一礼して教室に戻った。
戻ると、友達は他校に行っていると
まわり人に聞き、
図書室に行って、
札を書くことにした。
図書室に入ると、やはり
人はいない。
本はすぐに見つかり
札を書き始める。
最初のコメントを投稿しよう!