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日曜日、早朝。
「…い…琉衣…」
『ん~…』
「起きなせェ琉衣」
グニッ
『Σいたぁぁっ!!!!』
「おはようごぜェやす。」
『あ、おはよう…じゃなくて!』
私は頬に走る痛みで目を覚ました。
飛び起きると、涼しげな顔をした総悟がいた。
『痛いじゃん!しかも今日は日曜日!更にまだ6時だよ?!』
「いやぁ、主人の自堕落な生活を治すのも執事の役目ですから」
『絶対遊びたいだけだよね!』
顔が半笑いなんだよォォ!!!(怒)
「てーことで…今日はちょいと俺に付き合ってくれやせんかねィ」
『えっ、今の流れでそこ行く?…まぁいいけど、とりあえず着替えるから出てって。』
「いーじゃねェですか、減るもんでもねェし」
『いいから出てけ!』
総悟を無理矢理部屋から出した後、私は私服に着替えた。
。
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