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『あの…これはどういう…つか何でウチに執事が…?』
「まぁまぁ、まずは自己紹介だよなー。俺は坂田銀時。まぁ、銀ちゃんとか、銀さんって呼んでくれ♪」
『はぁ…』
つか執事なのにタメ口かよ…。
「俺ァ沖田総悟。まっ、適当によろしくして下せェ。」
「んでこっちが…」
「…土方十四郎だ。」
『よ、よろしくお願いします…』
それより、何故ウチに執事がいるかだ。
それを聞こうとした時、銀さん(……でいいよね)が口を開いた。
「んで、何で俺らがここにいるかだったな。話せばちょっっと長いんだが…。」
銀さんが言うにはこうだ。
~回想~
ある日、執事学校。
「銀時、トシ、総悟、お前ら今年で執事学校卒業だったよな。」
「だったらどうしたんだよゴリラー、銀さんはドラマの再放送見なくちゃなんないんだけど」
「あれ、今ゴリラっつった?ゴリラっつったよね。」
「いいから、さっさと用件言って下せェゴリ」
「泣いていいか?」
「もう止めろ、話が進まねェ。」
銀時たち三人は、担任の近藤に呼び出されていた。
「コホンッ…え~、お前ら三人に、執事学校卒業試験として執事研修を課す!ま、要は最終的に実力を見るための試験だ。」
「ふ~ん。どうせ金持ちのとこだろ?」
しかし、そんな銀時の予想は裏切られた。
「いや…普通の庶民の家だ。」
。
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