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さらに5分の沈黙の後、2人はいそいそとキッチンに向かい
オーブンの中を覗いてみる・・・・。
・・・・・
最初に声を出したのは少年だった。
「ウッ!クッセー――!!!」
「良かったぁ、ピザは無事だ…」
「ええ゛っ!?」
「どっどこが!?これのどこが無事なんだよ!?」
「どこって言われてもなぁ…チーズがちゃんと溶けてんじゃん。むしろ成功だぜ?」
「この黒焦げたピザのどこが成功なんだよ!!?」
少し怒り口調の少年。
「でも焦げてねー部分は食えるし、味付けだって完璧だぜ?」
「にしてもおかしいだろ!!なんでチーズが紫色になってんだよ!?ここらへんなんて真っ白だぜ!?こっちなんて薄っすらピンク色じゃねえか!!」
「・・・こ、こういうチーズなんだってば!」
「もういい…」
突っ込みドコロが多すぎ、もう突っ込む気が失せたので少年の負け。
むしろ話を進めたいのでカット。
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