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「ごめん兄ちゃん…。上手くいかなかったよ…」
部活の時間になって真っ先に僕は兄ちゃんの所に向かっていた。
「え?上手くいったんじゃないの?」
「え?」
「だってほら」
『違うから!俺がこう動いたらこう動くんだよ』
『お前には聞いてないんだよ!』
『…君たちさ、ホントにやる気あるの?』
と三人で輪を作り反省会?をしていた。
「ねぇ兄ちゃん?あれって仲良いの?」
「うん。まぁこの前よりはいいじゃなないの?ちゃんと反省会みたいなことしてるんだし」
「…そうだね!」
『だぁぁぁうっせな!中澤!?だから、お前には聞いてねぇんだよ!』
「なんだよ!俺は正論だろうが!』
『はぁ…なんで僕はこいつらとトリオを組まなきゃならないんだろ…』
「…ねぇ、兄ちゃん練習しよ?」
「…あぁ…そうだな」
俺等はあの三人と止めることせずに柏木の練習に向かっていった。
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