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「よし中盤組集まって」
俺は今呼ばれた中盤組を呼んだ。
「はい」
みんなぞろぞろと俺の所にやってきた。
それになにか顔が固い気もする。
「みんな緊張してるか?」
「えっと…。まぁ…その…」
と柏木を始めみんなが、言葉が濁っていた。
「そっか。よし、その緊張感は大事にするんだ」
「なんで?兄ちゃん」
柏木は不思議そうな顔をしていた。
「ほら、緊張してた方が集中できるんじゃん?
けど、慌てるな。中盤が崩れると試合にならないからな。
声を出して、パスを貰いに行け。貰うんじゃんない。貰いに行くんだ。
わかった?」
「うん!わかったよ兄ちゃん!」
柏木に続きみんなも「はい」返事してくれた。
「よしよし、まぁ輝も言ってたけど。勝ち負けは今日は気にしてないからな。
用は内容だから。それに初めての奴も多いんだし、う~んと楽しめ♪」
「うん!!」
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